大切なお洋服を守る

全ての繊維は摩擦に大変弱いものです。シミを取るためにおしぼり等濡れたもので擦ることは絶対に避けて下さい。
白化(乾いたあと白くなる)の原因となります。擦らずに叩いて下さい。
多くの衣料には蛍光染料が使用されています。
光に長く当てると変色や脱色がおきますので、保管は必ず暗室に入れるか、大きな布を全体に掛けましょう。
香水を使用する際には必ずお肌につけて下さい。
衣類によっては変色し、クリーニングでは落ちません。
美容室での洗髪液、ヘアースプレー等は絶対に洋服に掛からないようにご注意下さい。
ドライクリーニングで変色や脱色の原因となる事があります。
又毛染め液が付着する事故が多く見られますが、これは落とす事が出来ませんので、特にご注意下さい。


ベルベット、アコーディオンプリーツは長時間座る場所への着用は出来るだけ避けて下さい。
つぶれたベルベットは起毛させる事が出来ません。
プリーツは体温と湿度で折り目が消えますと状態によっては復元できなくなります。
インポートのお洋服はそれぞれの国によって染色堅牢度の規定が日本と異なるために、色落ちしやすいものもございます。
水や雨に濡れるだけで色が落ちるものもございますので、ご購入の際には十分にご検討下さい。
ポリウレタン繊維は汗に含まれるアミノ酸がウレタンを溶かし、さらに湿気を含む事でベタベタしてくる事があります。
日本で長年お召し上がりになるには湿度の高い4月から10月の時期を完全防湿にする以外に方法はございません。

 

 

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